WCS2014世界大会使用構築〜げべぼ双竜紋メドローアスタン

(非常に前置きが長いので構築だけ見たい方は飛ばしてください)
はじめに
こんにちは!
海外の方に文章での挨拶は初めてですが、日本でWCSルールを中心にポケモンをプレイしているRyosuke Kosuge、ネットではハンドルネーム「げべぼ」で名乗ってます。
去年のWCS2013で国内大会を優勝、世界大会では準優勝し、今年は招待選手として国内大会を免除でWCS2014世界大会に出場させて戴きましたが、結果は5位と言う去年と比べるとやや残念な結果に終わりました。
私のポケモン歴は長く、初代の赤・緑(海外で言う赤・青)の発売日からプレイしている熱狂的なポケモンファンですが、ダブルバトルを本格的に始めたのは2007年からで実際にWCSに参加するようになったのは2010年からです。ちょうどこの時期から「げべぼ」と言うハンドルネームでオフ会等に参加するようにもなりました。(今大会で去年の天地魔闘スタンをNugget Bridgeに翻訳して下さったシンガポール人のしゅうえいさん(@Tan_ZYinG)に直接会い、大変ありがたい事に今年も記事を翻訳して下さると言ってもらえたのと、会場で何人かの海外の方に「Ryosukeのファンだ!」と言ってくれたのが本当に嬉しかったので、記事に挨拶を加えさせていただきました)

前置きはさておき、今年の話をしましょう。
今大会のルールはカロスダブルと言う使えるポケモンが去年と比べ限定的で、尚且つ第6世代に入ってから「メガシンカ」と言う新たな対戦要素が加わり、これまでのWCSルールとは全く異なるルールでした。
私は今年の1〜4月の間、就職活動で忙しく片手間でカロスダブルはやっていましたが、第6世代に対戦の仕様についていく事が出来ず、スペシャルレート等でも勝った数と負けた数が同じくらいの実力しかありませんでした。また、私の就職活動中とちょうど同時期に日本国内では「バトルロードグロリア」と言う非公式のカロスダブルの大会が開催されており、多くの日本人が環境を開拓していく中、私はあまりポケモンをプレイする事が出来なかったので、真面目にカロスダブルに取り組んだのは就職先が見つかり日本代表を決める最初の関門であるジャパンカップが終わったあたりからです。
しかし、このあたりからスペシャルレート3期が終わってしまい実機でのカロスダブルを調整できる場所がフレンド対戦だけに限定されてしまい焦りましたが、幸いにもTwitterでカロスダブルを精力的にやっている方が多くいたのと、友人から「Showdown!」と言う対戦シュミレーションサイトの使い方を教わったのでこの二か所で調整する事ができました。


・パーティ完成までの経緯
私は世界大会のパーティーを組むにあたって1つの信念がありました。
それは第1世代(カントー地方)のポケモンをパーティーに入れ、あわよくば活躍させたいと言うものです。
勝つためにポケモンに本気で取り組んでいる人からすれば滑稽かもしれませんが、上で記述した通り私は赤・緑からポケモンをプレイしていて、一番カントー地方に思い入れがあります(あと自分がリアルで住んでいる東京も関東地方なのもある)。しかし、去年のWCSで使用した私の有名なパーティーである天地魔闘スタンでは第2、4、5世代のポケモンで構成されており第1世代のポケモンは入っていませんでした。去年までのルールだと対戦で活躍できる第1世代のポケモンは限られていましたが、第6世代に入ってから「メガシンカ」の登場のおかげで多くの第1世代のポケモンにも活躍の機会が与えられたのは喜ばしい事です。なので今回このような信念に基づき1年間パーティーを考えてました。

第1世代のポケモンを使うにあたっていくつかの案がありました。
まず真っ先に使いたいと思ったのはとてもかっこいい赤・緑のパッケージであるリザードンフシギバナの並び。


ご存知の通りこの並びはリザードンメガシンカして天候は晴れにし、フシギバナ葉緑素でSを高め、ねむりごな、草炎の誓い、単純に高威力の晴れ熱風やリーフストームを撃つ、等で主導権を握っていくとても強力な並びです。しかし、この並びはバンギラスガブリアスファイアローメガガルーラサザンドラ等よく使われるポケモンに対し弱く自分はこの問題点を解決できる補完をうまく組むことができなかったので使う事を断念しました。


次に使いたいと思ったのはメガガルーラ

これに関しては単純にメガガルーラが強いと言う理由だけです。
ガルーラドーブルファイアローサーナイトガルーラのスイッチトリパ等、有名なパーティーは一通り試し、使用感は悪く無かったのですが、やはりメガガルーラは強力なポケモンであるので対策されているのが当たり前でそれらに付いていく事が出来なかったのと、メガガルーラミラーがホントに運が絡む試合だと思い、勝率も安定しなかったので諦めました。


3つ目はリザードン入りのスイッチトリパ
パーティーポケモンバンギラスサーナイトレパルダスリザードンクチートサザンドラで使ってました。



これは去年の天地魔闘スタンのような電磁波トリックルームのギミックをカロスダブルでもできないかと考え、ヒードランをメガリザードンY、ローブシンメガクチートボルトロスの役割をレパルダスクレセリアの役割をサーナイトと見立て使用しました。
このパーティーは簡単に説明すると、基本はレパルダススカーフサザンドラガリザードンYサーナイトを選出し、電磁波嘘泣きで場を作っていき制圧していくギミックですが、トリックルームが刺さりそうなパーティーと対面した時は、サーナイト鉄球バンギメガクチートの選出で場を制圧していく選出に切り替えていきます。
メガシンカとSの関係上ローブシンヒードランのようにリザードンクチートの同時選出は出来ませんが、レパルダスがトリル下でも機能するのが良いシナジーでした。
バンギラスは勇敢最遅ACに252振りした個体を使用し、トリル下でやっかいなモロバレルも鉄球バンギラスのおかげで先に挑発を入れる事によって対策でき、メガクチートの苦手なギルガルドも鉄球投げつけるで確定1発で落とす事ができたり、高範囲の岩雪崩、冷凍ビーム、を高い威力で撃つことができたので中々使いやすかったです。
一度だけオフで使用した時に優勝する事が出来た(その時はバンギラスドサイドンだった)ので自分の中でも自信のある構築でしたが、サーナイトトリックルームを使用するときに岩雪崩等で一回でも行動出来ないとトリックルームでの展開が厳しくなり、容易に負けに繋がるので泣く泣くパーティーを解散することにしました。


4つ目はメガフシギバナ入りのスタンです。



これはのしんさん(@Cynthia_nosin)と言う方がジャパンカップで使用し3位と言う成績を収めた構築です。
http://cynthia-nosin.hatenablog.com/entry/2014/05/09/135018←詳しくはこちら
メガフシギバナ入りのパーティーは何度か試した事がありましたが、グロウパンチを積んだメガガルーラにいつもやられカロスダブルでのメガフシギバナの評価がかなり低かったのですが、ここまで受け回しが出来るパーティーを思いつかなかった(特に図太いボーマンダ)ので初めてこのパーティーを見た時は感銘を受けました。
今年は去年の対戦時間20分に比べると5分程短い15分と言う制限時間になったので、初めてこの構築を見た時は3匹の回復技を持つポケモンを駆使してTOD(時間切れ)を狙う事が出来るのでは無いか?と考えました。しかし現実はそう甘く無く、国内での竜舞メガバンギラスの増加、海外での異常なまでの雨パの流行でTODを狙うどころか普通に勝つこともままならなくなったので、いじるとこが無いくらい素晴らしいパーティーでしたが、世界大会での使用を諦めました。

のしんさんのパーティーを使用してた時にちょうど日本代表決定戦が終わり、自分を含む代表選手が決まりました。
去年は半年前から使っていたパーティーをそのまま世界大会に持ち込んだので、この時期はひたすら微調整を加えてましたが、今年は世界大会に使う構築すらも6月の段階で決まっておらずかなり焦ってました。そこで今まで使って構築を掘り返し何が一番自分に合っていたのか振り返りました。
考えた結果やはり一番勝てたのはリザードン入りのスイッチトリパでした。しかし、サーナイトに欠陥があった為どうしても使う気にならなかったのと日本代表決定戦の使用ポケモンを見るとリザードンが刺さってるとはとてもでは無く言えませんでした。しかし、7月に入ってから韓国の国内大会でSejun Park選手が雨パーティーで優勝を決めShowdownで急激に雨パーティーが増えた事により、リザードンが再び活躍できるのでは無いかと考えリザードンを構築の出発点として考えはじめました。補完は日本国内、海外の環境を考慮して決め下記のような構築になりました。

ちなみに環境を把握する為日本国内はのしんさん、海外はたろいもさん(@taroimo_poke)が各大会で使用されるポケモンのKPを集計して下さったので多いに参考にさせていただきました。のしんさん、たろいもさんのお二方にはこの場を借りて感謝の言葉を書かせていただきます。
http://cynthia-nosin.hatenablog.com/entry/2014/07/11/175926 日本代表決定戦のKP
http://poketaroimo.blog.fc2.com/blog-entry-262.html ShowdounのKP
http://poketaroimo.blog.fc2.com/blog-entry-249.html 海外の各国内大会のKP


パーティー紹介



リザードンリザードナイトY 特性:もうか→ひでり
控え目 175(172)-*-106(64)-143(4)-115(76)-145(196)
メガシンカ時 175-*-106-198-145-145
熱風 オーバーヒート
ソーラービーム 守る
・晴れオーバーヒートで181−120メガガルーラを確定1発
・C194サザンドラの眼鏡流星群耐え
・A182ガブリアスの岩雪崩耐え(ダブルダメージ)
・A176メガガルーラの親子愛恩返し耐え
・S139ドーブル
・C11n

マンムー@命の珠 特性:厚い脂肪
意地っ張り 186(4)-200(252)-100-*-75-80-132(252)
氷柱落とし 地震
氷の礫 守る
・威嚇一回込み珠氷の礫で170−100ボーマンダを高乱数1発(4/16)
・珠氷柱落とし+珠氷の礫で181−120メガガルーラを落とせる
・珠地震(ダブルダメージ)で157−145メガクチートを高乱数1発(2/16)
・A146ファイアローの鉢巻ブレイブバード耐え(11/16で珠ダメ一回耐える)

サザンドラ@拘り眼鏡 特性:浮遊
控え目 168(4)-*-110-194(252)-110-150(252)
流星群 悪の波動
火炎放射 寝言
・眼鏡流星群で181−120メガガルーラを高乱数1発(2/16)
・眼鏡流星群で167−120ニョロトノが確定1発
・眼鏡悪の波動で167−171ギルガルドが中乱数1発(7/16)
・眼鏡火炎放射で157−115メガクチートが確定1発

クチートクチートナイト 特性:威嚇→力持ち
意地っ張り 137(92)-149(244)-85(4)-*-76(4)-91(164)
メガシンカ時 137-342-146-*-116-91 *攻撃実数値は特性込み
じゃれつく 不意打ち
炎の牙 守る
・追い風時S181メガルカリオ抜き

プテラ@気合の襷 特性:緊張感
陽気 156(4)-157(252)-85-*-95-200(252)
岩雪崩 挑発
追い風 守る
・157−128ロトム火を確定2発(ダブルダメージ)

ガブリアス@拘り鉢巻 特性:鮫肌
陽気 191(60)-156(44)-116(4)-*-124(148)-169(252)
ドラゴンクロー 地震
岩雪崩 寝言
・鉢巻ドラゴンクローで183−116ガブリアスを確定1発
・C194サーナイトの眼鏡マジカルシャイン耐え(ダブルダメージ)
・C142ニョロトノの冷凍ビーム耐え
・C161カエンジシの珠めざめるパワー氷を耐え
・C194サーナイトムーンフォースを中乱数耐え(11/16)
・H16n−1&H8n−1(天候ダメージ&火傷ダメージ最小限)

Charizard (M) @ Charizardite Y
Ability: Blaze
Level: 50
EVs: 172 HP / 64 Def / 4 SpA / 76 SpD / 188 Spe
Modest Nature

  • Heat Wave
  • Overheat
  • Solar Beam
  • Protect

Mamoswine (F) @ Life Orb
Ability: Thick Fat
Level: 50
EVs: 252 Atk / 4 SpD / 252 Spe
Adamant Nature

  • Icicle Crash
  • Earthquake
  • Ice Shard
  • Protect

Hydreigon @ Choice Specs
Ability: Levitate
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 SpA / 252 Spe
Modest Nature

  • Draco Meteor
  • Dark Pulse
  • Flamethrower
  • Sleep Talk

Mawile @ Mawilite
Ability: Intimidate
Level: 50
EVs: 92 HP / 244 Atk / 4 Def / 4 SpD / 164 Spe
Adamant Nature

  • Play Rough
  • Fire Fang
  • Sucker Punch
  • Protect

Aerodactyl @ Focus Sash
Ability: Unnerve
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 Atk / 252 Spe
Jolly Nature

  • Rock Slide
  • Taunt
  • Tailwind
  • Protect

Garchomp @ Choice Band
Ability: Rough Skin
Level: 50
EVs: 60 HP / 44 Atk / 4 Def / 148 SpD / 252 Spe
Jolly Nature

  • Dragon Claw
  • Rock Slide
  • Earthquake
  • Sleep Talk


リザードン

構築の出発点、このポケモンが使いたくて今回パーティーを考えました
リザードンの強味は天候変化により対雨パに強くなれる、晴れ状態での炎技の威力が高い、この2点だと私は思っています。
この2点を忠実に守れるように努力値配分をほとんど耐久と素早さに割きました。
まずは耐久が厚い理由から説明しましょう。サザンドラの眼鏡流星群を耐えるように振ってある配分はめずらしいかもしれませんが、これはこの構築で流星群を受ける事ができるポケモンクチートしかいなく、メガシンカする都合上同時選出がほぼ出来なく、後出しが襷プテラを投げて誤魔すくらいしか出来ないのでここまで振りました。また、サザンドラの眼鏡流星群でこちらのリザードンを倒せると思ってる相手に対し耐えてから、返しの一撃を隣のポケモンにダメージを与え相手の想定外の動きが出来るのでこの配分はかなり使い勝手が良かったです。流星群を受けるポケモンが少ない構築で相手のサザンドラより遅いリザードンはDラインをここまで振るべきだと私は思ってます。
Bラインであるメガガルーラの親子愛恩返し耐えは、これを耐えれば返しの晴れオーバーヒートで耐久に振っていないメガガルーラであれば確定で落とす事ができるのでここまで振りました。すてみタックルは耐えませんが、マッチ戦ならば一回見れば警戒出来るのでそこまでBを振りませんでした。
Sは初めS139ドーブル+1の140で回してましたが、このラインは激戦区になると思い余りの努力値で振れるとこまで振りきりました。ここまで振って良かったと思えた事はあまりありませんが、S補正を掛けた80族と同速勝負を仕掛けられるようになったのは気持ちに余裕がありました。
Cに全く割いて無いのは4振りでメガガルーラをオーバーヒートで確定で落とせる為。リザードンは無振りでも晴れ状態でもかなりの火力があるのでCに振るより行動する事が大事だと思い耐久素早さに厚く振りました。このあたりの考えは去年のBに振ったヒードランと似てるかもしれません。
技はオーバーヒート、守るは確定させ残り2枠を熱風、エアスラッシュ、気合玉、火炎放射、ソーラービーム、原子の力、身代わりと色々試しましたが、最終的にオーソドックスな熱風、オ−バーヒート、ソーラービームに落ち着きました。これらの技以外はピンポイント感が強い&命中が信用できず、汎用性が高く無いので結果としてリザードンのスペックを下げる事になると思い採用しませんでした。
今年の世界大会準優勝者のJeudy Azzarelliさんもリザードンを使用していましたが、環境的にかなり刺さっていたと思い大会を通してこのポケモンを採用したのはホントに正解だと実感しました。
余談ですがこの構築の性質上フェアリー+ロトム火が重いのでマッチ戦で極力相手にしたくなかったので、対戦前に日本のポケモンセンターで買ったメガリザードンXの人形(約2000円)を置き相手にリザードンがXにメガシンカするように見せかけてロトム火を牽制し、実際にはYに進化する卓外戦術も使用しました(実際に効果があったか知りませんが)

マンムー

リザードンの苦手なスカーフボーマンダガブリアスバンギラス等に強く日本代表決定戦のKPを見るとこのポケモンはかなり環境に刺さってると思い採用しました。この構築でメカシンカするリザードンクチートボーマンダガブリアスに手痛い攻撃をもらいがちですが、マンムーはこれらのポケモンよりも先に動いて処理できるのでメガシンカするポケモンと並びでのシナジーがあります。
配分は威嚇が入った状態でボーマンダを高確率で倒す為にAに極振り(キリキザンのA+1珠不意打ちを耐える調整のボーマンダもいて威嚇が入ると珠礫で落ちないこともあるが幸いにも世界大会では遭遇しなかった)、眼鏡サーナイトと同速に持ち込める為にSに極振りにしました。
技は氷柱落としと岩雪崩のどちらにするか迷いましたが、メガガルーラサーナイトへのダメージを考慮して氷柱落としにしました。しかし、先ほど述べた通りロトム火+フェアリーの並びが重いので岩雪崩でも良かった気がします。

サザンドラ

対雨枠、眼鏡流星群でニョロトノを倒したりリザードンサザンドラ交換で水技を受ける為に採用しました。

この枠は初め控え目ルンパッパの珠ギガドレインを耐え、尚且つスカーフニョロトノを一発で倒せる眼鏡ロトムを採用していましたが、雨パの取り巻きであるサザンドラメガガルーラに弱く、対雨以外での選出率が絶望的でパーティーのスペックを下げるだけのポケモンになってしまったのでサザンドラに変えました。
従来までの雨パならルンパッパよりキングドラを採用するのが一般的でサザンドラでは雨パ対策になり得なかったのですが、カロスダブルではキングドラより猫だましが使え範囲が広いルンパッパを好まれて使われるため、サザンドラを入れるだけでも十分に対策になりました。
配分は初めは素早さを落としてA182ガブリアスのドラゴンクローを耐えるテンプレのものを使用していましたが、Showdownやフレンド対戦で調整してるとサザンドラミラーが頻繁に発生し、抜いたり抜かれたりしたので最終的にBを切ってSに極振りした配分に変更しました。また、サザンドラの上を取れるガブリアスボーマンダの2匹はマンムーの先制技で倒せるので、マンムーが上から倒すことができないサザンドラミラーに勝つ事はかなり重要です。結果としてサザンドラミラーは一度も負けた事が無い(自分が幸運だっただけかもしれないが)ので控え目眼鏡サザンドラのS振りに勝る安定感は無いと感じました。
技はテンプレの流星群、悪の波動、火炎放射はすぐに決まりましたが残り1枠はかなり迷いました。個人的にはCを下げたくない場面で相手のメガガルーラサザンドラ安定した打点を持てる気合玉を使いたかったのですが、フレンド対戦でドーブルガルーラと対戦した時に何も出来ずに負けた事があったので最低限の対策として寝言を持たせました。世界大会ではドーブルに遭遇しませんでしたが、フレンド対戦で寝言で流星群を引き相手のメガガルーラに当て勝てた試合があったので持たせておいて損の無い技だと思います。

クチート

対フェアリー、威嚇枠。このポケモンも最初は別のポケモンでした。
初めは威嚇枠+相手のサザンドラを確実に倒せるようにする為、スカーフボーマンダを使用していました。

使い勝手は中々良かったのですが、友人であるぷくまるさん(@puku_oyakata)がLCQに出ると言う事でお互いにパーティーを調整していたところ、彼がチョッキプクリンと言う日本ではかなりマイナーなポケモンを使用してきましたが、自分のパーティーにはかなり刺さっていて何回やってもマッチ戦をストレートで落とす事がありました。

さすがにこれはマズイと思いこのくそったれなプクリンを倒す為に自分はボーマンダに別れを告げ、フェアリーに強い鋼ポケモンを探しました。ギルガルドメガクチートハッサムの3匹に絞りましたが、サザンドラとガルーラに強いポケモンはこの中ではメガクチートしかいなかったので消去法でメガクチートの採用に至りました。
努力値配分はこのパーティーには後述で紹介するプテラが追い風を持っているため追い風時に上からメガクチートで相手のポケモンを倒せるようにSを追い風時にメガルカリオまで抜けるとこまで振りました。追い風時で無くてもマリルリメガクチートミラー、Sに振ってないバンギラスより先に動き致命的なダメージを与える事が出来たので、上を取ってるクチートの強さに感動しました。残りはAにほぼ極振りして余りをHBDに振り当てました。
技はじゃれつく、不意打ちはすぐに確定。守るは身代わりと選択でしたが、マンムーガブリアス地震を撃ちたい場面で守れないのは論外なので守るに決定。残りを岩雪崩か炎の牙で迷いました。岩雪崩はロトム火に打点を持てて強いですが、追い風時に最速ファイアローが抜けないのと最悪ロトム火に対しては不意打ちがあるので、メガクチート選出時に相手のナットレイメガクチートミラーが辛かったので炎の牙にしました。
プクリンが辛いと言う理由でクチートを採用しましたが、実際に追い風時のクチートはかなり強くてぷくまるさんがいなければこのポケモンを採用していなかったかもしれないので感謝しています。

プテラ

S操作+挑発要員。いわゆるプテラリザの並び。
また、パーティー単位で辛いロトム火を特性緊張感によりオボンの実を使わせる事無く岩雪崩2発or岩雪崩+オーバーヒートで無理矢理処理する事ができます。マッチ戦を採用してない日本ではプレッシャーはボーマンダ、サンダーの拘りスカーフの有無を確かめるのに便利ですが、マッチ戦では一度確認してしまえばプレッシャーはほぼ死に特性となるのでマッチ戦を意識するならば緊張感一択だと思います。
配分は襷を持たせてるのでAS252振り。
攻撃技はロトム火を意識して初めは撃ち落とすを採用してましたが、マンムーがいるにも関わらずこのパーティーに対して出されるガブリアスがほぼ襷なのでこれを消費させる為に両方を攻撃できる+怯みでワンチャンスを掴みにいける岩雪崩にしました。挑発はトリックルームへの対策、追い風はプテラの採用理由でもあるパーティー全体のSを高めるため。残りはワイドガード、フリーフォール、守るで迷いましたが、どれも使い勝手が良かったのですが追い風する前に猫だまし+何かでプテラが落とされるのを嫌った為守るを採用しました。

ガブリアス

ガルーラを見る枠。この枠が一番迷い日本を出る前日にやっと結論を出しました。
上の5匹を決めた段階で辛いと感じたパーティーが2つありました。1つはメガガルーラキリキザンの並びでキリキザンのせいでうかつに威嚇を撒く事が出来ず、追い風でS操作をしても2匹とも不意打ちでお構いなしに殴ってくるのが癪でした。2つ目はガチトリパ。
スイッチトリパは初めからトリックルームを貼る事を前提としてないので挑発で簡単に防ぐ事が出来るのですが、初めから「俺はトリックルームするぜ」みたいなパーティーに対してはプテラの挑発は猫だましや怒りの粉で確実の防がれてしまい、トリックルームを許してしまうので勝つ事が困難でした。そこでこれら2つのパーティーメタとしてゴツゴツメットを持たせた最遅モロバレルを初め採用しました。去年の世界チャンピオンのArash選手のようにマンムーモロバレルを両採用に行きついた時は皮肉にも運命を感じました。

しかしプテラの追い風とモロバレルシナジーはほぼ無いのとロトム火がさらに重くなるのでこの枠は間違ってました。
次に試したのはファストガードと猫だましを入れたズルズキン

威嚇要員が増えてキリキザンがさらにきつくなると思われがちですが、ファストガードのおかげで不意打ちを防ぐ事ができ且つガルーラに威嚇を入れる事ができるのでズルズキンリザードンの並びでガルーラキリキザンの並びを見ることができました。また、猫だましのおかげでガチトリパへの耐性もあがり猫を撃ちあってから挑発を入れる事が出来たのでこの案は中々良かったです。さらにズルズキンにはラムの実を持たせ、S実数値を85にして追い風時にメガガルーラまで抜き、プテラにも威張るを仕込み威張ラムドレインパンチメガガルーラを一発で倒せるギミックも採用してました。これもとても強かったのですが、パーティー全体でフェアリーに弱くなってしまいサーナイト入りへの勝率が怪しくなったのと威嚇が一回でも入るとでズルズキンの火力がとんでもなく低いものになったので結局採用までに至りませんでした。
3つ目に試したのはスカーフドーブル

もう面倒だから眠らせればいいやと半ば投げやりに使ってました。技はダークホール、変身、猫だまし、ひっくり返す。しかしむしろガルーラに弱くなったので2回程フレンド対戦をしてすぐに変更しました。
ここで一度冷静になって環境の整理をしたのですが、ガチトリパを使って結果を出しているのは日本国内海外の大会含めてAsh選手と言う方一人のみで、トリパの絶対数は少ないと読んで、時間も余り残されていなかったので対策を切る事にしました。(実際に予選中にトリパと当たる事は無く、対戦したのも大会終了後のフリー対戦でのAaron Zheng選手のみ)
ので見るべきポケモンがガルーラキリキザンのみになったのでこの並びに強く、尚且つロトム火に弱く無いガブリアスの採用に決まりました。
スカーフサーナイトの不意の攻撃を耐え、相手の眼鏡サザンドラを一撃で倒したかったので日本で有名な鉢巻ガブリアスの配分を使用しました。
トップカットではマリルリに対して地震のダメージが鮫肌圏内まで削り切れずに負けてしまいましたが、ニョロトノの冷凍ビームを耐えて勝った場面等あったのでこの配分に間違いは無かったと思います。
技は一般的な物に寝言を入れました。これもドーブル対策の為ですがここは好みでも良いと思います。




ちなみに今年のパーティー名も某国民的人気漫画「ダイの大冒険」から付けました。
双竜紋=サザンドラガブリアス、由来はドラゴンポケモン2匹を採用してるところ。

メドローアリザードンマンムー 由来は炎と氷タイプのそれぞれ強力なポケモンを採用してるところ。

わかると面白いのと普通に感動出来る作品なので機会があれば是非読んで見て下さい!


以上です。
自分のカロスダブルについての考えをほぼ全部書いたら長くなってしまいましたが、ここまで読んで戴き本当にありがとうごいざました。
5位と言う結果に終わってしまいましたが、自分はカロスダブルを他の人より経験が無い状態で世界大会に臨んだので、むしろ予選を全勝出来たことに対して驚きが隠せませんでしたw
また、大会が終わってからも海外のプレイヤーの方々と対戦したり交流をしたりして非常に有意義な時間を過ごし、ポケモンはゲームを超えた素晴らしい物だと実感し、また来年も世界大会に行きたいと思いました。
しかし、今年招待権を逃してしまったので、来年また国内大会を勝ち抜かないといけないのと、来年から仕事が始まるので休めるかどうかわからないのでWCS2015に行く約束はできませんが(もちろん休みがもらえるなら必ず行く)、ポケモンの世界チャンピオンになるのが長い人生の内の夢の1つなのでいつかまた世界大会と言う舞台に戻りに行きます!

最後に応援して下さった方々、調整に付き合ってくれた人たちに感謝の言葉を。
去年と違い今年は自分一人の力では世界5位と言う結果を出すことはできなかったでしょう。これもひとえにみなさんの協力があったの事です。
ポケモンを通して知り合った人たちはポケモンを辞めても一生の宝ですが、まだまだ辞めるつもりは無いのでこれからもよろしくお願いします!!!


おまけ





















ゲロッチ店長「プテラゴルーグTUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!」

怒涛の連撃!
天と地の協奏曲(コンチェルト)!!



ゲロ「サンダー、今日紹介するポケモンは?」


サンダー「プテラゴルーグです」


ゲロ「お、前回に引き続きメガシンカするパターンやな!」


サンダー「いえ、今回はメガシンカしなくても十分にプテラが活躍できるギミックなのでしないです(笑)」


ゲロ「なんやしないんか(笑)」


サンダー「しません(笑)今回も中々出来の良いものができたので楽しみにしててください)ニッコリ」


ゲロ「了解です(笑)ちなみにプテラゴルーグって今のスペシャルレートのレギュレーションでも使えたっけ?」


サンダー「はい、使えます。なので今年のWCSでも活躍できる可能性のあるポケモン達ではありますね」


ゲロ「なるほどな、ならワタシはスペシャルレート用の外道ニャオニクスギルガルドでいかせてもらうで」ドヤァ


ゲロっち店長はニャオニクス ギルガルドを繰り出した

サンダーは プテラ ゴルーグを繰り出した
プテラはプレッシャーをはなってる


ゲロ「これもまたなんか怪しそうな事してきそうな並びやな(笑)」


サンダー「そうですね^^まあ実際怪しい事する気なんですけど(笑)」


ゲロ「ですよねー、とりあえずお手並み拝見」

ニャオニクスの電磁波 プテラは麻痺してしまった ラムのみで回復した

ゲロ「プテララムなんか持っとるのかい(笑)」


サンダー「はい、このパーティープテラの素早さが重要なので麻痺が入らないようにラムのみを持たせました)ニッコリ」

プテラのフリーフォール ギルガルドを空高く持ち上げた


ゲロ「フリーフォール?ってたしか1ターン動きを封じて2ターン目にダメージを与える技だよな?なんでダメージ入らないギルガルドを持ってたんか?」


サンダー「フフフ、それにはちゃんと訳があるんですよ(笑)まあ見てて下さい」

ゴルーグ地震 ギルガルドニャオニクスに80%のダメージ

 
ゲロ「ヴぁああああああああああああああああああなんやこれ!!ニャオニクスはともかくギルガルドにもダメージ入ったぞ!!!!!!!!!」


サンダー「そうなんです(笑)実はこのゴルーグ特性ノーガードでこの特性の仕様で相手がフリーフォール中でも浮いているポケモンじゃなければ地震が当たる仕様になっているんです」


ゲロ「なるほど、しかも次のターン守る選べないから連続で技を当てられるのか!!」


サンダー「はい、当たりです(笑)なので次の鉢巻地震も通るので確実のギルガルドを落とせます)ニッコリ」


ゲロ「プテラゴルーグTUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!」

ゲロっち店長はニャオニクスロトム水に引っ込めた プテラのフリーフォール+地震ギルガルドは倒れた ゲロッち店長はバンギラスを繰り出した


ゲロ「ロトムプテラゴルーグに強いからまだわからんぞ!」


サンダー「いえ、もう終わりだと思いますよ^^」

プテラの撃ち落とす ロトムは地面に撃ち落とされた ロトムの10万ボルト、プテラは倒れた


ゲロ「ヴぁああああああああああああああああああもうやめて、ゲロっち店長のライフは0よ!!!」

ゴルーグ地震 バンギラスロトムは倒れた

ゲロ「プテラゴルーグTUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!」


サンダー「それでは残りのニャオニクスを倒して勝ちもらいますね)ニッコリ」


定価:ASゴルーグ+HSプテラ定価5K



ちなみに鉢巻ゴルーグの爆裂パンチでASメガガルーラを最大乱数以外で確1なので可能性を感じてます、誰かください。
またフリーフォール中に連れ去ってるポケモンが瀕死になると次のターンのプテラの行動順番にプテラが下りてきて技が失敗したと出るのでケースバイケースではありますが、なるべくフリーフォールのダメージで相手のポケモンを倒し切るようにしましょう。

以上です
ここまで読んでいただきありがとうございました。









































おまけ
参考資料
宗教上の理由でURLを載せられません。

げべぼ友情の四つん這いスタン

優勝構築、見たけりゃ見せてやるよ(デジャヴ)






今回からゲームの画像を使用しますYahoo!ポケモン図鑑6世代版あくしろよ


レパルダス@気合の襷 特性:悪戯心
陽気 143(28)-109-94(188)-*-75(36)-173(252)
嘘泣き 電磁波 
アンコール 猫だまし
・A実数200までのメタグロスのコメットパンチ耐え
・C実数211シャンデラの熱風耐え(ダブルダメージ)

カイオーガこだわりスカーフ
臆病 175-*-110-202(252)-161(4)-156(252)
潮吹き ハイドロポンプ 
冷凍ビーム 雷
 
・特に無し

ファイアロー@命の玉 特性:疾風の翼
陽気 154(4)-133(252)-91-*-89-195(252)
ブレイブバード 挑発
ファストガード 追い風
・特に無し

ディアルガ@突撃チョッキ 特性:テレパシー
控え目 191(124)-*-141(4)-218(228)-124(28)-126(124)
流星群 竜の波動
雷  火炎放射
・A実数156ゴウカザルインファイト耐え
・最速ユキノオー抜き抜き抜き

ゼルネアス@パワフルハーブ
臆病 200-*-115-183(252)-119(4)-166(252)※29-*-V-V-V-V個体を使用
ムーンフォース マジカルシャイン
ジオコントロール 守る
・特に無し

クチートクチートナイト 特性:威嚇(メガシンカ時:力持ち)
意地っ張り  156(244)-150(252)-105-*-75-72(12)  
メガシンカ時実数値 156(244)-344(252)-145-*-115-72(12) ※攻撃実数値は特性込み
じゃれつく 不意打ち
アイアンヘッド 守る
・フェアリーオーラじゃれつくでH201-B116ゼルネアスが確定1発(1.33倍計算)



五世代から愛用してるレパルダスを起点とする構築を6世代でも使えるように手を加えた構築を使用しました。
詳しくは↓
http://d.hatena.ne.jp/gebebo/20130601/1370048392
本当は当日レパルダスを使うつもりでは無くディアルガグラードン軸のスイッチトリパを考えていましたが、メガクチートが割ときつかったのであまり使う気が起きませんでした。しかし会場に着いてから身内のScarさんに何気なく「今日何使うの?」と聞いたらレパルダスと言っていたので、使う6匹だけ採用理由を言いながら当てていったら5匹的中してこれは自分でも回せると思いパーティーメンツだけ案をもらい即席で組みましたw
ので以下詳細を読んでいただけたら幸いです。
ちなみに参考にしたScarさんの構築はこちらです→http://clysis.blog35.fc2.com/blog-entry-31.html


レパルダス
い つ も の。
6世代に入ってからも相変わらず優秀な攻撃の起点を作れるポケモンですが、同時にファストガードが連続で打てる仕様になってしまい、コジョンドファイアローといったポケモンと対面してるだけで何もできなくなってしまうリスクも孕んでしまいました。
このデメリットのせいでオフ前に6世代のGS(通称XYGS)では「レパルダス構築では勝てない」と決めてつけてしまい自ら構築案を放棄してしまいました。
しかし後述で説明するファイアローと役割を分ける事でこのデメリットを緩和する事ができたので、オフでの対戦を通してまだまだ5世代と同じく活躍できるポケモンだと確信しました。

カイオーガ
以前カイオーガを採用した時は水のジュエルを持たいたせいで、電磁波を撒き終わるまで場に出しづらく結局一回も選出しないお荷物だったので、前回の反省を生かし尚且つ持ち物も余っていたので、今回は単体でも十分に動けるこだわりスカーフを持たせました。
技は主力技の潮吹き、ミラーに高打点を叩きこめる雷、命中が安定していてドラゴンタイプに打点が入る冷凍ビームまではすぐ決まりました。
残りは濁流、ハイドロポンプで迷いましたが、ファストガード同様にワイドガードも連続で打てる仕様になってしまい潮吹きで技を拘りたくない場面でも高打点を見込めるハイドロポンプを選びました。
今回新たに採用したゼルネアスの苦手な鋼タイプ+ホウオウに高い打点を期待できるので使用感は良かったです。

ファイアロー
第二の起点作り要員。
レパルダスでの展開が厳しいと感じたらこいつを選出して攻撃の足掛かりを作ります。
役割は主に追い風を撃ち、相手に落としてもらってから後ろのポケモンで攻めると言う至ってシンプルな役割ですが、猫だまし持ちと対面した時にファストガードで味方を守りながら隣を動かしたり、相手のトリックルームやジオコントール等通してしまったら負けまで直結してしまう補助技を挑発で防ぐストッパーの役割も担います。単純にブレイブバードで相手のHPを削いでいく使い方も強いです。
配分はミラー意識で最速。持ち物は命の珠が余ったのでブレイブバードの底上げの為採用。
炎技は技スペースとカイオーガと同居してる関係で切ってますが、配分次第では珠オバヒor嘘泣きオバヒでメガクチートを倒せるので別の構築で使うなら入れてみたいです。
準決勝、決勝戦では大活躍しました。

ディアルガ
今回が初のXYGSであったので試験的にチョッキディアルガを採用してみました。
もちろん理由付けをしないで採用した訳ではなく、嘘泣きをレパルダスで撒き散らしながらディアルガは場に長く居座って、相手のポケモンを一匹ずつ確実に倒してもらう為です。しかし前回使った眼鏡型の方が技の威力が軒並み下がってしまいましたが、このパーティーには合っていたと思います。
技構成はよくある物ですが、この構築はカイオーガがいなくなった後のホウオウがどうにもならないのでチョッキ型で使い続けるならパワージェムor岩雪崩のどちらかは必要だと感じました。パワージェムは地味に威力が80になってるので採用しやすくなっています。
ちなみにXYGSではゼルネアス対策にラスターカノンが欲しいと思ってる人がいると思いますが、ジオコントロールを使われた後にラスターカノンを撃っても処理が間に合わないので、ディアルガでゼルネアスを見るならアイアンヘッドを採用しましょう()
配分は眼鏡型と同じ個体を使用したのでまだ考えて無いです^^;

ゼルネアス
GSの環境をがらりと変えた今作の最強ポケモンです。こいつのせいで安定性に評判があったパルキアが息をしなくなってしまいました。
ゼルネアスはタイプと絶妙なS種族値のおかげでドラゴンタイプの伝説ポケモンには軒並み強く、特性のおかげで常時フェアリータイプの技が命の玉の補正(よりちょっと強い)をかけながら安定した打点を持てます。
このルールでのフェアリーの通りが良いのでこいつは何をしても強いですが、今回はサポートポケモンが多いので比較的技が通ると踏んで誰もが考えるであろうパワフルハーブジオコントロール型を使いました。
ジオコントロールを決めなくても嘘泣き+フェアリー技を撃ってるだけでも強いですが、積む事に成功するとこいつは本当に止まらないです。
しかし、ジオコントロールを決めにいく時は、トリック、はたき落す、アンコール等を気を付けないと寒い展開が待っていますので気を付けましょう。
技は苦手なメガクチートやホウオウには10万ボルトを持っても勝てないので割り切って、状況に合わせて(ワイドガード警戒等)打ち分ける事のできるムーンフォースマジカルシャインだけに攻撃技を絞って残りは必須技であるジオコントロールと守るにしました。
くどいですが、採用しない理由が無いくらいぶっ壊れたポケモンでした。

クチート
ここまできてメガシンカ枠が余ったので何を入れようか考えましたが、せっかくゼルネアスがいるのでフェアリーオーラじゃれつと言うロマン溢れるギミックが使いたかったのでメガクイートを採用しました。
ギミック以外にも相手のディアルガトリックルームを許してしまっても、素早さ実数値が最遅ディアルガより素で遅いので地味にパーティーとのシナジーがありました。
技は他ルールでも見る一般的な構成ですが前述した通り相手のホウオウがかなり重いので、メガクチートミラーを切って岩雪崩を採用した方が良かったかもしれません。





以上
即席で組んだ癖に優勝できて良かったです!構築案をくれたScarさんに感謝してます。
この構築は強かったですが、トリックルームをされると返しの手段がほぼ無いのとホウオウルンパッパの並びがかなり重かったので改善するならこのあたりだと思います!

あと、ここ最近オフには出ていましたが、所謂カロスダブルのオフにしか出ていなかったので、世界大会に参加する以上記事はちょっとあげづらいので、今回こうゆう他ルールで記事を書けて良かったです!
構築記事は去年振りにあげてたので、また機会があればカロスダブル以外であげたいと思います^^
ここまで読んでいただきありがとうございました。
では今日はこの辺で
































おまけ

すっげ〜、かわいいゾ^〜

ゲロっち店長「メガジュペッタTUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!」

悪魔の悪戯!
漆黒の眠りへ誘う人形!!



ゲロ「サンダー、今日紹介するポケモンは?」


サンダー「メガジュペッタです」


ゲロ「お、6世代に入ってからの新しいコンテンツメガシンカポケモンか!」


サンダー「はい、今まで対になるサマヨールと比べ残念性能だったジュペッタが今作メガシンカを手に入れ大幅に強化されたのでコイツを軸にパーティーを組んでみました」


ゲロ「たしかに強くなったけど他のメガポケモンに比べたらまだ種族値が低いから貴重なメガシンカ枠を割いてまでもコイツは採用したくない、ってのがみんなの本音だよなぁ・・・」


サンダー「まあそれも一理あるんですけど今回は種族値では無く特性を使ったちょっとトリッキーな戦法を紹介したいと思います(笑)」


ゲロ「特性を使うのか!?この人特性で何する人なん?」


サンダー「それは戦ってからのお楽しみで(笑)」


ゲロ「言うなー(笑)ほいじゃワタシは遠慮なくいつもの外道クレセグロスでいかせてもらうで」ドヤァ


ゲロっち店長はクレセリア メタグロスを繰り出した

サンダーは ジュペッタ ドーブルを繰り出した
ジュペッタは相手のメタグロス(鉢巻) クレセリア(オボン)の実を見破った


ゲロ「なんか怪しい事しそうな気マンマンの並びやな(笑)」


サンダー「そうですね^^まあ実際怪しい事する気なんですけど(笑)」


ゲロ「ですよねー、とりあえずお手並み拝見」

ジュペッタメガシンカ ドーブルのキングシールド


ゲボ「なんかあると思ったら初手守るかい(笑)でもメタグロスクリアボディだから攻撃下がらんぞ」ドヤァ



サンダー「ですね^^;ドーブルは放置しとくと面倒なポケモンなので相手は早く処理したいのでその考えを逆手に取って物理ポケモンを弱体化させるつもりだったのですがグロス相手ではただの守るですね(笑)でもまあここからですよ」

メタグロスのコメットパンチ ドーブルに効かなかった

メガジュペッタスキルスワップ メガジュペッタ(悪戯心)とドーブル(マイペース)の特性が入れ替わった

 
ゲロ「ヴぁああああああああああああああああああなんやこれ!!


サンダー「キングシールドは守ると似た効果を持つ技ですが補助技だけは防げないのでそれを逆手に取ってドーブルスキルスワップを撃たせたんですよ^^」


ゲロ「なるほど!キングシールドにこんな使い方があったんか!!!」


サンダー「他にも守りながら威張ラムコンボを決めたりできるので中々面白い技ですよ^^まあ面白いのはここからなんですが(笑)」

クレセリアトリックルーム!時空がゆがんだ 


ゲロ「悪戯心ドーブルが誕生してしまったな(笑)もう大体やることは予想付いたんですが・・・・」


サンダー「多分店長が思ってることをやりますよ」ニッコリ

ドーブルダークホールクレセリアメタグロスは眠ってしまった

 
ゲロ「TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!先制ダークホールとか最強やん!!!!」


サンダー「まだまだこれからですよ(笑)」

クレセリアメタグロスは眠っている
メガジュペッタのシャドークロー メタグロスに7割程のダメージ


ゲロ「鋼の仕様変更きついな〜、A種族値だけは高いからなぁ(笑)」


サンダー「笑ってられるのも今のうちですよ、まだもう一個秘策はあるので(笑)」


ゲロ「もうやめて!ゲロっち店長のライフは0よ!!!」

ドーブルの威張る メガジュペッタの攻撃がグーンと上がった!


ゲロ「え、なんで威張る受けたのに混乱しないの?ってあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!


サンダー「気づきましたか(笑)そうなんです、スキルスワップした時にメガジュペッタドーブルのマイペースをもらっていたんです^^」

メタグロスクレセリアは眠ってる メガジュペッタのシャドークロー クレセリアは倒れた

ゲロ「メガジュペッタTUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!


サンダー「それじゃあ残りの二匹も先制ダクホ決めさせてもらいますね」ニッコリ



定価:お見通しスキスワジュペッタ(メガストーンつき)3k

























おまけ
こいつもスキスワ教え技なのでカロスダブルで使えません(半ギレ)

ゲロっち店長「はたき落すTUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!」

恐怖の一撃!!
相手を絶望の淵へ堕とせ!!!



ゲロ「サンダー、今日紹介するポケモンは?」


サンダー「キリキザンですね」


ゲロ「おいおいwマニューラに続いてまた悪ポケモンなんか(笑)」


サンダー「はいw今回第六世代に入ってから仕様が色々変わりこのポケモンがかなり強化されたので、今回コイツを軸にパーティーを組んでみました」


ゲロ「たしかに鋼タイプが悪等倍になったり新タイプのフェアリータイプに打点があるアイアンヘッドも強いよなぁ」


サンダー「まあそれもあるんですけど今回はちょっと違ったメリットを見せられると思います(笑)」


ゲロ「お、まだ別の強さがあるんか?」


サンダー「それは戦ってからのお楽しみで(笑)」


ゲロ「言うなー(笑)ほいじゃワタシは遠慮なくいつもの外道クレセグロスでいかせてもらうで」ドヤァ


ゲロっち店長はクレセリア メタグロスを繰り出した

サンダーは キリキザン トゲキッスを繰り出した



ゲロ「お互い微妙な初手やなー(グロスで殴りながらトリルでいいな(笑))」


サンダー「あー、これはS操作できる分店長の方が有利化もしれないですねー^^」

トゲキッスの熱風 クレセ1割、グロス4割程のダメージ


ゲロ「え?ここトリル阻止も兼ねてエアスラじゃないのか?」


サンダー「フフフ、そんな事しなくても大丈夫なんですよ(笑)」


ゲボ「なんかあるんかい(笑)でもまあ火傷ひかなかったしワタシのグロスの外道鉢巻きコメパンでキッス落とさせてもらうでぇ」ドヤァ

キリキザンのはたき落す、クレセリアは倒れた!


ゲロ「なんやこれ!!!クレセが一撃で落ちてったぞ!!!」


サンダー「そうなんですよ(笑)実は今作からはたき落すの仕様が変わってかなり強い技になったんですよ」

 
ゲロ「なるほどな〜、ちなみにこれはどうゆう技なん?」


サンダー「今作では威力65で相手が持ち物を持ってる場合のみ威力が1.5倍されるので実質97で打てるんですよ」


ゲロ「はたき落すTUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!


サンダー「今まで悪タイプの主要物理技が軒並み80だったのが歯がゆかったですが、これに命の玉や手助けを絡めるとクレセリアを乱数ですが一発で落とせるようになるのでバトルが一変しますね(笑)」



ゲロ「はたき落すTUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!TUEEEEEEEEEEEEEE!!ツェツェバエ、TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!」


サンダー「ちなみにシザリガーだと自信の特性により珠を持たすとクレセリアを確定で持って行けますが威嚇が入ってしまうのでここは好みの問題ですね」

 
ゲロ「最強やん!!よくこんな技見つけるな〜(笑)」


サンダー「いや〜、普段からポケモンやってるとこうゆうコンボ思いついちゃうんですよ(笑)」


ゲロ「新年早々やってくれるな〜」


サンダー「ではクレセを落としたのでこのままキリキザンビートで押していきますね^^」


ゲロ「鬼畜やん!!

定価:はたき落す意地っ張り負けん気コマタナ一匹2k






















ちなみに五世代の教え技なのでカロスダブルでは使えません(半ギレ)

自分の対戦動画

自分は今年オフ、大会等で決勝戦に進出する事ができ注目を浴び、それなりに対戦動画も上げられたので自分の戦歴を振り返る意味でまとめてみました。



 
5月に行われた第9回てんのめぐみオフ。翌月の6月に行われたWCS日本代表決定戦に向けて、他の出場者達に構築を隠さなければならなかった為、遊びで回してたレパルウルガ構築を使いました。決勝は惜しくも敗れてしまいましたが、戦績は悪く無かったのでレパルウルガで代表決定戦に出場しようとも考えてましたw



6月に行われた日本代表決定戦の決勝戦(自分の対戦は26分あたりから)。予選はいわゆる有名強者と呼ばれる人たちの中に放り込まれ、萎縮していまったがこのグループを全勝で抜けて事が大きな自信になり決勝トーナメントでは余裕を持ってプレイングする事ができたました。
勝戦はオフ勢では無かったので謎のプレイヤーと言う事で少し緊張してましたが、ジュニアの決勝戦の時に舞台裏で世間話をしてたら愛想の良い高校生だったので対戦も何も緊張する事無くできました。日本チャンピオンと言う肩書は自分がポケモンをガチでやり始めた頃の夢だったので、
この大会はおそらく自分の長いポケモン歴の中で一番自分に自信と誇りを与えてくれた大会だと思います。
あと応援は嬉しかったけど対戦中身内がくっそうるさい



世界大会決勝トーナメント1回戦目(準々決勝)。自分は予選をギリギリ抜けた最下位から、一方対戦相手のSejnは予選全勝で抜けトップと最下位がマッチするトーナメントになりました。
実は彼とは予選の3戦目にお互い2勝した状態で一回対戦はしてたのですが、パーティー相性が良いとは言えずマッチ戦をストレートで落としてしまっていたので、正直準々決勝はまず勝てないと腹を括っていました。
実際、1戦目も全然歯が立たなく落としてしまいましたが2戦目にこちらの威張るが有効になったのと相手のプレイングミスのおかげで勝ちを拾い、ここで緊張してた頭が回りだし3戦目はちゃんと勝ちのプランを立てる事ができうまく噛み合い勝利する事ができました。
結果的に勝ちましたが彼は本当に強いです。


世界大会準決勝。おそらくニコ生等で視聴してた方は色んな意味で一番印象に残った試合だと思います。
対戦相手のAaron君は剣舞ジュエルバレパンハッサムを使用してた事で有名だと思いますが、そんな彼と初めて見せ合い画面を交わした時にボルトロスロトム水以外のポケモンが同じだった事にびっくりしました。特にロトム水は自分の使ってたパーティーでは若干処理が面倒な事は日本にいる時から知ってはいましたが、そんなに数は多くなかったのでかなりきつかったです。
一戦目もかなり追い込まれ2連守るを決めれば優勢に立てた所を彼はそれを読んできた時は、今大会初対面であったが海を越えて名前を轟かせるだけあって彼の強さに確信しました。
2戦目からはほぼ同じ構築であっちの方がパーティーパワーが上なので普通にプレイしてたらまず勝てないと思ったので、彼の構築との唯一違いであり自分の構築の強みであるボルトロスを軸とした選出で挑みました。
試合内容は決して良い物ではありませんでしたが、この選出無しでは勝てなかったので後悔はしてないです(彼には申し訳なかったので後で日本の土下座を披露しました)。


世界大会決勝戦。これは自分を応援してくれたみんなを非常に落胆させてしまった試合ですし、自分自身の最大のトラウマな試合です。
動画URLを貼ったにも関わらず自分は日本に帰ってからこの動画をまだ一度も見たことがありません。
自分は前日に予選最終戦Ray→準々決勝Sejun→準決勝Aaron君と言う世界の中でも本物のトッププレイヤー達に勝った事に浮かれ自分の優勝を確信していました。
が、実際にArsshと対戦してみたら向こうは日本のポピュラーなパーティーには絶対に負けないようなメタゲームのお手本と呼ばれてもいいくらいの構築を使用して自分は見せ合い画面を見た瞬間絶望しました。そこからスカーフマンムーと判断できる場面が幾度となくあったにも関わらず自分は見落としてまくって試合をストレートで落としました。自分に慢心せず相手を試合前から警戒できてたらパーティー相性が悪くてもショックの落差は少なかったハズなので自分はこれを境に大事な試合をする時はどんな相手だろうと全力で挑みに行かなければならない事を学びました。
ちなみに彼は凄い面白い人なので試合終わった後は一緒に写真撮ったりfacebookで友達になったりしました^^




とりあえずまとめられるものはまとめました。
ホントは日韓戦や日米戦のも取り上げたかったのですが、はてなからYOUTUBEで検索しても見つからなかったで諦めました()
真面目に探せばタッツーさんがあげてくれたと思うので興味があれば是非見てください!
この2013年と言う1年は自分に取って大きな1年になりました。
ゲームのプレイスキルや人間性の向上、人との繋がり、どれも最高の物でしたので来年もステキな1年を送りたいと思います。
では













































おまけ
今から自転車でコミケ行ってきます

WCS2013使用構築〜げべぼ天地魔闘スタン

前回の記事にWCS2013で使用した構築の元を書いたので、今回は実際に使用したパーティーを書きました。
自分はWCS2013はジャパンカップ→日本代表決定戦(予選と決勝リーグで構築変更可能だが変えなかった)→世界大会とメンツは変えませんでしたが、技や持ち物はある程度変えていたので順に載せます。






ジャパンカップversion
バンギラス@悪のジュエル 特性:砂起こし
勇敢 207(252)-204(252)-131(4)-*-120-59 *S0個体
かみくだく 岩雪崩
けたぐり 炎のパンチ
・特に無し

ヒードラン@炎のジュエル
冷静 191(196)-*-134(60)-200(252)-126-73 *S0個体
噴火 熱風
大地の力 守る
・A実数156ゴウカザルインファイト耐え
・16n-1(天候ダメージ最少)

霊獣ランドロス@気合の襷
意地っ張り 165(4)-216(252)-110-*-100-143(252)
地震 ストーンエッジ
とんぼ返り 守る
・手助け地震でH実数186B実数150までのメタグロスを確定1発(ダブルダメージ)
ストーンエッジでH実数187B実数90のボルトロスを下から2つ引かなければ確定1発

クレセリア@オボンの実
生意気 222(212)-*-148(60)-115(160)-176(76)-81 *S0個体
サイコショック 冷凍ビーム
手助け トリックルーム
・冷凍ビームでH実数171ボーマンダが最低乱数以外1発
・C実数182ラティオスの手助けジュエル流星群耐え
・2n(怒りの前歯でオボン発動)

ボルトロス@食べ残し 特性:悪戯心
穏やか 186(252)-*-90-145-138(204)-138(52)
10万ボルト 電磁波 
威張る 挑発
・C実数182ラティオスのジュエル流星群耐え
・S実値137キングドラ抜き

ローブシン@命の珠 特性:鉄の拳
勇敢 189(68)-211(252)-131(124)-*-93(60)-45 *S0個体
アームハンマー マッハパンチ
冷凍パンチ 守る
・手助け鉄拳珠アームハンマーでH実数187B実数150までのメタグロスが確定1発
・威嚇込み珠鉄拳アームハンマーでH実数172-B実数147までのズルズキンを確定1発
・手助け鉄拳珠炎のパンチor冷凍パンチでH実数221-B実数127(図太いH252、B204振り)までのモロバレルを確定1発
・鉄拳珠冷凍パンチでH実数155B実数110ラティオスが確定1発
・A実数216霊獣ランドロス地震(ダブルダメージ)2発+珠ダメ一回耐え
・A実数200ハッサムのニ段階upジュエルテクニシャンバレットパンチ耐え(+上から乱数7個引かなければ珠ダメ一回も耐える)
・C実数158トリトドンのジュエル大地の力耐え(+最高乱数以外引けば珠ダメ二回耐える)
・C実数182ラティオスの流星群耐え(+上から乱数7個引かなければ珠ダメ一回も耐える)
・10n-1(珠ダメ最少)

http://d.hatena.ne.jp/gebebo/
↑のパーティーの苦手な部分を克服しようと改良したらこんな感じになりました。
まず、以前のパーティーで圧倒的にきつかったウルガモス
メタグロスならまだしもハッサムを主軸に加えてると本当にこいつには手も足も出なくて、「もう別のパーティー組もうかなぁ」と思った矢先に、身内のうぃwwるくらげが噴火ヒードランを使って圧倒的なレートを保持していた時期がありそれを見てハッサムヒードランにすれば改善されると思いヒードランを採用しました。
そしてもう一つの苦手な要素が、トリトドンズルズキンと言うスタンダートなパーティーに組み込まれやすいポケモン達。
この二匹はトリックルームで展開を仕掛けるときに最遅個体かそうでないかが判別し辛く、見誤るとトリックルームが逆に利用されてしまいがちなので下から高打点を叩きこめるポケモンが必要だと判断しました。
そこで目を付けたのがローブシンです。
このポケモントリトドンよりSが少し高いがズルズキンを威嚇込みでも命の玉アームハンマーで確定で持って行けたり、トリトドンに対してもジュエル大地の力程度なら少ない努力値で耐えることができるのでこの二匹に対して役割が持てるポケモンでした。
またヒードランとの攻撃範囲も素晴らしく、噴火が通らないポケモンにはアームハンマーアームハンマーが通らないポケモンには噴火と言うのがいつの間に浸透していて、あとから入ってきたポケモンですが、気づいたらこのパーティーの代名詞とも呼べるポケモンになってましたw
ちなみに噴火、アームハンマーのどちらも通らないブルンゲルシャンデラギャラドス等のポケモンにはバンギラスが強かったので噛み合いは良かったです。
スタンと名前付けましたがジャパンカップではほとんどクレセリア霊獣ランドロヒードランローブシンしか選出せずに
1ターン目
蜻蛉帰り→ヒードランorローブシン トリックルーム
のスイッチしてからいかにドランブシンの並びを早く作って噴火アームハンマー撃ってるだけの作業ゲームだったので少ないプレイヤー負担でEASY WINできました^^
ちなみにパーティー名は某国民的人気漫画から取り、由来は天(電磁波)地(最遅鉄球バンギ)魔(噴火=カイザーフェニックス)闘(アームハンマー=カラミティエンド)こんな感じです。世代じゃないけどダイの大冒険は神漫画!

戦績
ジャパンカップ
64勝13敗 最終レート1807 16位


日本代表決定戦version



バンギラス@黒い鉄球
207(252)-196(196)-133(20)-*-125(36)-59 *S0個体
かみくだく 岩雪崩
投げつける 日本晴れ
・黒い鉄球投げつけるでH実数222B実数148クレセリアを上から4つ引けば乱数1発(手助けで確定1発)
かみくだくでH実数222B実数148クレセリアを確定2発
・A実数205メタグロスのコメットパンチ耐え
・C実数161キングドラのジュエルハイドロポンプを最高乱数以外耐え

ヒードラン@炎のジュエル
冷静 191(196)-*-134(60)-200(252)-126-73 *S0個体
噴火 熱風
大地の力 守る
・A実数156ゴウカザルインファイト耐え
・16n-1(天候ダメージ最少)

霊獣ランドロス@気合の襷
意地っ張り 165(4)-216(252)-110-*-100-143(252)
地震 ストーンエッジ
とんぼ返り 守る
・手助け地震でH実数186B実数150までのメタグロスを確定1発(ダブルダメージ)
ストーンエッジでH実数187B実数90のボルトロスを下から2つ引かなければ確定1発

クレセリア@オボンの実
生意気 222(212)-*-148(60)-115(160)-176(76)-81 *S0個体
エナジーボール 冷凍ビーム
手助け トリックルーム
・冷凍ビームでH実数171ボーマンダが最低乱数以外1発
・C実数182ラティオスの手助けジュエル流星群耐え
・2n(怒りの前歯でオボン発動)
・H実数218D実数130までのトリトドンエナジーボールで確定2発

ボルトロス@食べ残し 特性:悪戯心
穏やか 186(252)-*-90-145-138(204)-138(52)
10万ボルト 電磁波 
威張る 挑発
・C実数182ラティオスのジュエル流星群耐え
・S実値137キングドラ抜き

ローブシン@命の珠 特性:鉄の拳
勇敢 189(68)-211(252)-131(124)-*-93(60)-45 *S0個体
アームハンマー マッハパンチ
冷凍パンチ 守る
・手助け鉄拳珠アームハンマーでH実数187B実数150までのメタグロスが確定1発
・威嚇込み珠鉄拳アームハンマーでH実数172-B実数147までのズルズキンを確定1発
・手助け鉄拳珠炎のパンチor冷凍パンチでH実数221-B実数127(図太いH252、B204振り)までのモロバレルを確定1発
・鉄拳珠冷凍パンチでH実数155B実数110ラティオスが確定1発
・A実数216霊獣ランドロス地震(ダブルダメージ)2発+珠ダメ一回耐え
・A実数200ハッサムのニ段階upジュエルテクニシャンバレットパンチ耐え(+上から乱数7個引かなければ珠ダメ一回も耐える)
・C実数158トリトドンのジュエル大地の力耐え(+最高乱数以外引けば珠ダメ二回耐える)
・C実数182ラティオスの流星群耐え(+上から乱数7個引かなければ珠ダメ一回も耐える)
・10n-1(珠ダメ最少)


変更点はバンギラス持ち物、技を大幅に変えたのと、クレセリアからエスパー技を切ってエナジーボールを採用したこの二点だけです。
まずバンギラスの型の変更理由について。
ジャパンカップでは勝率8割を超えて自分なりに満足のいく結果を出しましたが、13敗した内の主なパーティー分けとしては雨パに3敗してました。
特に黒い鉄球等の素早さを下げたニョロトノ入りにはトリックルームから仕掛けた時に痛い目にあいました。
ボルトロスを選出出来ない時(主に霊獣ランドロスがいる場合)のバンギラスより遅いニョロトノが本当にお手上げだったのこちらも黒い鉄球を持たせる事で対策しました。
さらに海外のnugget bridge等でも少し騒がれた日本晴れの採用についてですが、これは普通の構築に入ってるハッサムはあまり苦手意識を持っていませんが、雨パに入ってるハッサムヒードラン抜きで処理を考えないといけない為どうしても手痛い攻撃を喰らいがちだったので、雨パ相手にもヒードランを選出できるように日本晴れを採用しました。
これにより雨パ相手にもヒードランを選出できる、と言う選択肢が増えたので選出に息苦しさを感じなくなりましたが、こちらのバンギラスが処理された後にニョロトノが残ってると展開が寒いので扱いには十分に気を付けました。
ちなみにかみくだくと投げつけるの悪技二つの採用理由としては、黒い鉄球を持たせた事によりトリル時にトリトドンを下から叩けるようになったので、鉄球投げつける+エナジーボールで確定で落としたかったので採用しました。
また電磁波軸で攻めるときに黒い鉄球は邪魔になりがちなので試合早々に投げつけてバンギラスのSを高めたかったのも採用理由の一つです。
噛み砕くは投げつけた後にクレセリアへの打点を無くしたくなかった為。
このパーティークレセリアを殴る事ができるポケモンが本当に限られてるので、自分から倒せる手段を減らすのはナンセンスだと思ったので悪技二つの採用に至りました。
そしてクレセリアのエンジーボールの採用理由は説明するまでも無くトリトドンメタの為です。
ジャパンカップの13敗の内7敗はトリトドン入りによるもので、勝率が全然安定しなかったので、このポケモンに勝てるなら貴重なクレセリアの技スペテースを割いてでもエナジーボールを採用する価値があると思いエスパー技を切りました。
日本代表決定戦では自分も含めて噴火ヒードランを使ってジャパンカップを勝ち抜いた選手が何人か参戦する情報が前から入っていて絶対に厚い対策をされると思い、その対策が簡単にできるポケモントリトドンだったのでガンメタ張りました^^;
ちなみに代表決定戦でトリトドン入りには2回当たったのでこの採用は今でも間違っていなかったと思います。

戦績
日本代表決定戦
6勝0敗(予選3勝、決勝リーグ3勝) 優勝

世界大会version



バンギラス@黒い鉄球
207(252)-196(196)-133(20)-*-125(36)-59 *S0個体
かみくだく 岩雪崩
投げつける 日本晴れ
・黒い鉄球投げつけるでH実数222B実数148クレセリアを上から4つ引けば乱数1発(手助けで確定1発)
かみくだくでH実数222B実数148クレセリアを確定2発
・A実数205メタグロスのコメットパンチ耐え
・C実数161キングドラのジュエルハイドロポンプを最高乱数以外耐え

ヒードラン@炎のジュエル
冷静 198(252)-*-139(100)-187(156)-126-73 *S0個体
噴火 熱風
大地の力 守る
・H実数187D実数128メタグロスをジュエル熱風で最低乱数以外1発(ダブルダメージ)
・A実数156ゴウカザルインファイト耐え
・A実数205メタグロス地震耐え(ダブルダメージ)
・16n-1(天候ダメージ最少)

霊獣ランドロス@気合の襷
意地っ張り 165(4)-216(252)-110-*-100-143(252)
地震 ストーンエッジ
とんぼ返り 守る
・手助け地震でH実数186B実数150までのメタグロスを確定1発(ダブルダメージ)
ストーンエッジでH実数187B実数90のボルトロスを下から2つ引かなければ確定1発

クレセリア@オボンの実
生意気 222(212)-*-148(60)-115(160)-176(76)-81 *S0個体
サイコキネシス 冷凍ビーム
手助け トリックルーム
・冷凍ビームでH実数171ボーマンダが最低乱数以外1発
・C実数182ラティオスの手助けジュエル流星群耐え
・2n(怒りの前歯でオボン発動)
・H実数218D実数130までのトリトドンエナジーボールで確定2発

ボルトロス@食べ残し 特性:悪戯心
穏やか 186(252)-*-90-145-138(204)-138(52)
10万ボルト 電磁波 
威張る 挑発
・C実数182ラティオスのジュエル流星群耐え
・S実値137キングドラ抜き

ローブシン@命の珠 特性:鉄の拳
勇敢 189(68)-211(252)-131(124)-*-93(60)-45 *S0個体
アームハンマー マッハパンチ
冷凍パンチ 守る
・手助け鉄拳珠アームハンマーでH実数187B実数150までのメタグロスが確定1発
・威嚇込み珠鉄拳アームハンマーでH実数172-B実数147までのズルズキンを確定1発
・手助け鉄拳珠炎のパンチor冷凍パンチでH実数221-B実数127(図太いH252、B204振り)までのモロバレルを確定1発
・鉄拳珠冷凍パンチでH実数155B実数110ラティオスが確定1発
・A実数216霊獣ランドロス地震(ダブルダメージ)2発+珠ダメ一回耐え
・A実数200ハッサムのニ段階upジュエルテクニシャンバレットパンチ耐え(+上から乱数7個引かなければ珠ダメ一回も耐える)
・C実数158トリトドンのジュエル大地の力耐え(+最高乱数以外引けば珠ダメ二回耐える)
・C実数182ラティオスの流星群耐え(+上から乱数7個引かなければ珠ダメ一回も耐える)
・10n-1(珠ダメ最少)

変更点はヒードランをBに努力値を振りなおしたのと、クレセリアエナジーボールエスパー技に戻したこの二点だけです。
まずヒードランのCを多く削ってまでBに厚く振ったのは、海外の環境が本当にわからなくて勇敢最遅メタグロスとかふつうにいるのかと思いここまで振りました。
実際にそんなメタグロスはいませんでしたが、陽気ランドロス程度なら威嚇一回撒けばヒードラン地震を耐えることができたのと、ローブシンマッハパンチをミリで耐えたりする場面があったのでこの配分は間違いではなかったと思います。
最後にクレセリアサイコキネシス
これは日本代表決定戦が終わった後にレーティングで調整した所、ローブシンの数がかなり増えて普通に勝てない事が多かったのでローブシンに打点が持てるサイコキネシスを採用しました。
余談ですが、世界大会前日までキノガッサモロバレル対策(海外のトッププレイヤーAaron選手とSejun選手が使っていた為レパルダス構築が主流だと思ってた)にクレセリアにはラムの実を持たせてましたが、世界大会予選の前日のLCQ(ラストチャレンジクオリファイヤー)のモニターを観戦してると海外のプレイヤーはキノガッサモロバレル以上にローブシンを使っていて、これは環境読み違えたな、と思い殴り合いに強くするために急きょオボンに変更しました。
これが決勝戦で後手に回ることになってしまうのですが、オボンでなければそこまでコマを進める事は出来なかったので後悔はしてないです。
変更点は以上です。
戦績
予選4勝2敗 決勝リーグ2勝1敗 準優勝




最後に雑談的なものを。
日本代表決定戦が終わってから世界大会まで一か月弱準備できる時間があったので、ニコニコ動画や代表決定戦で撮られたBVで自分の構築が晒されてるので4月頃から遊びで使い続けたレパルダス入りの構築に変更しようと思いましたが、WCS2013はジャパンカップの段階から同じメンツを使い続けてきたので、どうせなら最後までこいつらと一緒に戦いたいと言うセンチメンタルチックな事を思ったのでパーティーは同じ物を使いましたw
あと海外の環境とか全く知らなったので何を対策すればいいのかもわからないのと、去年の日本代表の風流さん、やまちゃー君曰く「何が来ても勝てるパーティーが強い」と教えてくれたのでこのパーティーの選出の広さを武器にしました。
また世界大会は日本では非公式のオフ会ですら採用されてないマッチ戦(二本先取)なので、慣れないルールですがやってみると1戦目電磁波軸で戦ったら2戦目はトリル軸で戦う、みたいな感じで以外とこのパーティーがマッチ戦向きだったのも追い風でした。

世界大会までのマッチの調整はLCQ参加組の方たちがスカイプで専用の窓を作ってくれたのでそこでひたすらやってました。
日本ではマッチルールは全然浸透していないし公式ルール以外では中々時間制限ありの対戦はしないので自分も含め皆不慣れな事をやっていたのであまり練習にはなりませんでしたが、対戦の数はこなせるだけこなしました。
あと自分は普段からイヤホンをつけてゲームのBGMを聴きながら対戦するクセがあるのですが、世界大会ではジャッジの指示を仰ぐ時にイヤホンを付けてると妨害?になってしまうのでつけられず落ち着いて対戦する事が難しかったのでそこも練習しておけば良かったと思いました。
それと決勝戦ではパーティーで絶望的にきついマンムーモロバレルローブシンと言うポケモンが同時に入っていて、選出画面見た瞬間頭が真っ白になりマンムーのスカーフを試合が終わって人に言われるまで気づかないくらいプレミ連発していたので、あらかじめきつい相手がわかっているのなら国内で自分が苦手なポケモンは入ってるパーティーを人に組んでもらい対戦しまくる練習もするべきでした。
想定外の事が起こると少ない時間制限の中で打開作を見つけるのはほぼ不可能なので来年は想定できるパーティーとは何戦でも試合して苦手なパーティー相手にも5分に立ち回れるよういしたいです。
ちなみにマンムーはスカーフでしたので威嚇撒けばヒードラン地震を耐える事ができるのでスカーフとわかってればそこに付け入る隙があったので今思うと全然勝てない相手では無かったです。
来年のWCSは自分は国内予選免除で世界大会に行けるのでArash選手にリベンジを果たしたいと思います!


以上です。
ここまで長い駄文を読んでいただきあいがとうございました。
世界大会行くまではこのパーティーがBW2結論構築だと思ってましたが世界を体験してみると自分は本当に井の中の蛙だったんだなぁと思いました。
今この構築使っても多分あまり強くはないと思いますが個体が揃ってるのなら是非一度試しに使ってみてください^^
それでは今日はこの辺で


























おまけ

スト2位トロフィー